レイク 借金 返済しても減らない 債務整理 完済

  • 新生銀行カードローン・レイク
  • レイクの借金が減らない理由
  • 借金を減らすには?債務整理は有効?

「レイク」のブランドでお馴染みの、新生銀行カードローンで借入している方へ、返済システムなどについて詳しくご紹介していきます。

なかなか借金が減らないと感じている方は必見です。

新生銀行カードローン・レイク

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当初は、株式会社レイクとして消費者金融業を営んでおり、

 

「ほのぼのレイク」というキャッチコピーが広く知れ渡っていました。

レイクは業界の中では4~5番手に位置しており、トップを走る訳ではありませんが、堅実な営業を行っていました。

 

ところが大きな損失を出し、1998年に外資系企業のGEキャピタルに消費者金融部門を買収されます。

 

その後出資法が改正され、過払金返還請求で経営は窮地に陥り、外資系企業は撤退し譲渡先として現在の新生銀行が引き継ぎました。

 

新生銀行ゆえのメリット

新生銀行は、長年にわたりイメージが定着している「レイク」のブランドをそのまま使用し、カードローン商品として提供しています。

 

グリーンとホワイトのイメージカラーはそのまま使用しているので、一目で分かりやすいメリットがあります。

 

「新生銀行カードローン・レイク」の他に、従前の消費者金融業を引き継いだ「新生フィナンシャルカードローン」と二本立てになっています。

 

2010年から貸金業法で施行された総量規制で、原則貸付は年収等の3分の1までに制限され、借入が出来なくなった人もいます。

 

しかし、「新生銀行カードローン・レイク」商品は、銀行カードローンのため、総量規制の適用外になります。

 

これまで年収の3分の1に制限され、借入が出来なかった人にもチャンスがあります。

 

また貸金業法では、専業主婦の借入は配偶者の了承が必要となっていましたが、これも適用外になります。

 

レイクは銀行法が基準になっているため、総量規制の制限を受けません。しかし、銀行ゆえに審査が厳しい点は確かです。

 

レイクの借金が減らない理由

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次は具体的に、レイクの返済システムを確認していきましょう!

残高が減らないと感じている方は、実際に利息はいくらで、元金にどれくらい充当されているか把握しているでしょうか?

 

新生銀行カードローン・レイクの返済方法は、「残高スライドリボルビング方式」が基本となり、希望によって「元利定額リボルビング方式」を選択することも可能です。

 

残高スライドリボルビング方式

元金残高に応じて毎月の返済額が設定される方式です。借入利率により、レイクで指定されている金額を支払っていきます。

【借入利率15.0%~18.0%の場合】

  • 1円~100,000円:3,000円
  • 100,001円~200,000円:5,000円
  • 200,001円~300,000円:7,000円
  • 300,001円~400,000円:9,000円
  • 400,001円~500,000円:12,000円

(以下省略)

 

元利定額リボルビング方式

契約額に応じて毎月の返済額が設定される方式です。元利とは元金と利息の合計で、毎月定額のため計画が立てやすいメリットはありますが、

 

定額だけを支払っているため、借金をしている感覚が薄れてしまうデメリットがあります。利用限度額の範囲内で何度でも借入と返済が可能です。

 

借金を把握できない危険性

レイク以外の消費者金融やクレジットカードでも、多くの金融業者がリボルビング方式の返済方法を採用しています。

 

先ほどもお伝えしたように、リボルビング方式は、毎月定額を返済し、月々の負担額が少ないのが特徴です。

 

返済する側としては楽な一方、いつまでも借金が完済しないと感じます。

 

実際の利息の計算

レイクでは、借入利率は年率4.5%~18.0%%とされています。通常は高い方の利率が適用されるため、ここでは18.0%%で計算したいと思います。

 

支払い方法は残高スライドリボルビング方式とします。

 

(例)10万円を18.0%%で借入し、30日後に1回目の返済をした場合

  • 1円~100,000円の範囲以内のため、月々の返済額は3,000円になります。
  • 100,000円×18.0%÷365日×30日=1,479円(利息)
  • 3,000円-1,479円=1,521円(元金)

このように、3,000円返済しても元金には約半分の1,521円しか充当されないことが分かります。

 

その後コンスタントに毎月3,000円を返済していくと、完済するのは何と47ヶ月目になります。その間支払う利息の合計は38,781円です。

 

3年10ヶ月間も返済していれば、なかなか借金が減らない!終わらない!と感じるのは当然です。

 

借金を減らすには?債務整理は有効?

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リボルビング方式の借金が減らないシステムについて解説しました。

 

では、借金を減らす方法はあるのでしょうか?

レイクの残高スライドリボルビング方式では、借入時に月々の返済額が決定します。

 

しかし、リボルビング方式は自由に借入と返済ができるシステムのため、それより多めに返済することも可能になります。

 

例えば10万円借入し、毎月3,000円が約束返済額であれば、2,000円プラスした5,000円を返済すると、利息分を差し引いた残金は全て元金に充当されることになります。

 

毎月5,000円ずつ返済していくと、僅か24ヶ月で完済することが分かります。このように、約定より多い金額を返済することで、借金を大きく減らすことが可能です。

 

毎月多く返済するのが厳しい場合は、都合の良い時に返済する形でも、約束返済額だけを支払っている場合より効果が期待できます。

 

常に借金をしていることを意識するのも減らせる近道になります。

 

債務整理はできる?

毎月の約束返済額を支払っていくだけでも厳しい時は、債務整理を検討してみましょう。

 

新生銀行だけ1社であれば、任意整理という債務整理方法が適切でしょう。

 

しかし債務整理にはメリット・デメリットがあります。この場合に考えられるメリット・デメリットをご紹介しましょう。

【任意整理のメリット】

  • 将来利息がカットできる
  • 他の人に知られずに債務整理できる

【任意整理のデメリット】

  • 個人信用情報機関に記録される
  • 報酬が発生する

 

一般的に債務整理では、将来利息がカットされることになります。また、裁判所を介さない手続きのため、家族など誰にも知られずに債務整理できます。

 

しかし、個人信用情報機関(ブラックリスト)には、事故扱いとして記録され、約5年間新規の借入やローンを組むことが出来なくなります。

 

また、弁護士や司法書士への報酬が発生します。通常は着手金だけで40,000円(税抜)程度が多いため、カットされる将来利息より高額な場合は、よく検討する必要があります。

 

但し、レイク以外にも借金をしている場合は、検討の余地があります。まずは無料法律相談などを利用して、相談してみることをオススメします。

 

闇金相談を検討しているのであれば、デュエルパートナー事務所が断然おすすめです。法律事務所に相談したとしても、高圧的な闇金業者に屈してしまうこともありますが、

デュエルパートナー事務所の正野嘉人弁護士であれば、断固とした態度で闇金問題を解決してくれます。

 

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