借金 元金 減らない 理由

  • 元金が減らない理由
  • 1.金利について把握する
  • 2.約定返済以外にも支払う
  • 3.借入件数を増やさない
  • 4.リボルビング払いは利用しない
  • 5.借入を控える

払っても払っても元金が減らないと感じることはありませんか?

そんな元金の減らない理由や、借金が膨らまない為にやるべきこと5選をお伝えします。

元金が減らない理由

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毎月支払っても借金が減らない場合、返済方式や金利を意識してみましょう!

多くの消費者金融は、残高スライド元金定額リボルビング方式を採用しています。

長い名称で難しそうに感じますが、1つ1つ詳しく解説していきましょう。

借金のリボ払いや分割払いは、大きく分けて次の3つの組み合わせで成り立っています。

  • 元金or元利
  • 定額or定率
  • 残高スライドありor残高スライドなし

元金or元利

よく元金均等返済方式や元利均等返済方式という言葉を耳にしたことがあると思います。

元金均等返済方式は、毎月の元金が定額であるということです。

そこに残高に応じた利息が付加されるため、利息部分は毎月変動します。

一方、元利均等返済方式は、毎月の返済額が定額であるということ。

元金と利息の金額は、債務残高に応じて毎月変動します。

よって、元金均等返済方式の方が確実に元金が減っていくことが分かると思います。

消費者金融やカードローンは主に元利均等返済方式を採用しているため、元金が減るスピードが遅くなります。

定額or定率

次に定額返済と定率返済の違いを確認していきましょう。

定額返済は、債務残金により毎月の最低返済額が設定されます。

それに対し定率返済は、債務残金に関係なく、借入金額に対して一定率以上を返済するものです。

定率の場合、完済までに時間がかかる上、その分利息も多く支払うことになってしまいます。

残高スライドありor残高スライドなし

残高スライドとは、債務残金に応じて返済定額が変動する方式になります。

残高スライド式は、どの地点の債務残金を基準にするかでも違ってきます。

主に次の2つがあります。

  • 毎月締日の債務残高
  • 最終借入時の債務残高

多くの消費者金融では、最終借入時の債務残高を基準としています。

また、クレジットカードでは一括払い・リボ払い・分割払いなどがありますが、消費者金融では殆どがリボ払いになっています。

借金が減らない仕組みについて解説してきましたが、では借金が膨らむ前にやるべき事5つをお伝えします。

1.金利について把握する

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借入の前に支払い方式について確認することが望ましいでしょう。

借入しようとしている(借り入れしている)金融会社が、どのような支払い方式を採用しているかによって、元金の減り方が違っています。

毎月どれくらいの元金と利息を支払うのかも、確認してみましょう。

気付かない内に、とんでもない金額を支払っている可能性もあります。

インターネットなどに簡単に計算できるソフトもあるので、シュミレーションしてみるのも良いでしょう。

完済までの元金の減りや利息の支払額を確認したうえで、どう対処したら良いのか検討する必要があります。

2.約定返済以外にも支払う

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返済には約定返済と臨時返済があります。

多くの人は、毎月決まった返済日に決まった金額しか支払わないでしょう。

金融業者にしたら、少額を長く支払ってもらうことで、多くの利息を得る事ができます。

臨時返済は繰り上げ返済などとも言われますが、多くの消費者金融では、返済日に関係なく返済して良いことになっています。

少しでも臨時返済することで、元金を減らす事が出来るでしょう。

仮にもし一括返済したい場合には、事前に消費者金融に連絡し、当日の利息を加算した残金を確認の上、入金しましょう。

当然ですが、一週間後には利息の金額が違ってきますので、残金が違います。

但し、過剰に入金した場合でも、相手の消費者金融などから連絡があり、返金手続きをしてくれますので大丈夫です。

3.借入件数を増やさない

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借入件数を増やすことは、借金が膨らんでしまう大きな原因になります。

1社から限度額まで借入すると、また別の消費者金融から借入と、借入件数を増やしてしまう人がいます。

そのような事をしていると、いつしか借金を返すために借金をする自転車操業になってしまいます。

多重債務になってしまい、どうにもならない事態に追い込まれる危険性があります。

また、クレジットカードなども保有枚数を増やすことで、管理が出来なくなる恐れがあります。

借金が膨らまないためには、借入件数を増やさないようにしましょう。

4.リボルビング払いは利用しない

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クレジットカードの場合、リボルビング払いというものがあります。

実はリボルビング払いには落とし穴があります。

クレジットカードには、一括払い、分割払い、リボルビング払いがあります。

本来なら全て一括払いにするのが望ましい方法でしょう。

しかし、一括では到底支払えないものが、クレジットカードなら分割払いで購入できてしまいます。

また、もう1つの支払方法である、リボルビング払いも利用することができます。

ご存知のように、リボルビング払いの特徴は毎月定額であることです。

一見便利なように感じるリボルビング払いですが、問題点もあります。

  • 借入額が増加しても、毎月の返済額が同じなため、借金をしている意識がなくなる
  • 借入額が増加すると返済期間が長くなり、利息の負担が増える
  • 返済総額が分かりにくく、利息を実感できない

消費者金融では、一般的にこのリボルビング払いを採用しています。

よって、借金全体を把握できずに、借入が増えて元金が減らない状態になってしまいます。

5.借入を控える

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借入する前にちょっと考えてみませんか?

この借入は本当に必要でしょうか?

「便利だから」「ほんの少しなら」最初は多少の罪悪感があっても、いつしか人は借りることに慣れてしまいます。

もしかしたら、無理に借金する必要がない場合だってあるはずです。

できれば、消費者金融やクレジットカードの借入を止めて、自分の給料に見合った生活をすることも、借金を増やさない方法ではないでしょうか。

簡単に借入できると感覚が麻痺して、お金の価値が分からなくなってしまいます。

借金を増やさない借りない生活を心掛けてみましょう。

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