こちらのページでは、交通事故の被害者向けに相談にオススメな弁護士事務所をご紹介していきます。
弁護士事務所のランキングだけでなく、相談するメリット・事務所の選び方など役に立つ情報をまとめています。
Contents
交通事故を弁護士に相談すると
慰謝料が300万円以上アップ?
慰謝料は3つある基準から算出されることになります。
慰謝料の基準は、「自賠責基準」、「任意保険基準」、そして「弁護士(裁判所)基準」という3種類になっています。
そして3つの基準の中で、過去の裁判所での判例を参考にしている「弁護士(裁判)基準」が最も高い慰謝料を獲得することができます。
慰謝料を請求するためには、後遺障害等級の獲得に必要となる書類や慰謝料の増額が適切だと証明できる書類などを収集しなければなりません。
交通事故の被害にあった後に、あなた自身で数多くの書類を集めることは非常に困難だと言えます。
弁護士に交通事故を相談するということは 必要な事務作業は全てやってもらえ、発生する弁護士費用を賄えるだけ慰謝料も増額してもらえるという一石二鳥なのです。
ポイント!
- 最も多く慰謝料を獲得するには「弁護士(裁判)基準」で慰謝料を算出
- 弁護士に相談すれば、事務作業の手間を省けて慰謝料もUPする
さらに、「自賠責基準・任意保険基準」と「弁護士(裁判)基準」それぞれの慰謝料を比較すると300万円以上の差額が発生する場合が多い傾向にあります。
後遺障害等級 | 自賠責・任意保険基準 | 弁護士・裁判所基準 |
---|---|---|
第1級 | 1,000万円 | 2,800万円 |
第2級 | 958万円 | 2,370万円 |
第3級 | 829万円 | 1,990万円 |
第4級 | 712万円 | 1,670万円 |
第5級 | 599万円 | 1,400万円 |
第6級 | 498万円 | 1,180万円 |
第7級 | 409万円 | 1,000万円 |
第8級 | 324万円 | 830万円 |
第9級 | 245万円 | 690万円 |
第10級 | 187万円 | 550万円 |
第11級 | 135万円 | 420万円 |
第12級 | 93万円 | 290万円 |
第13級 | 57万円 | 180万円 |
第14級 | 32万円 | 110万円 |
交通事故を相談する流れ
交通事故の発生から弁護士事務所へ相談・依頼して解決するまでの流れになります。
交通事故が発生
交通事故が発生した場合には、以下の3点を抑えておきましょう。
- 警察に連絡して事故現場に来てもらう
- 加害者の身元確認を行う
- 目撃者の連絡先を集める
交通事故で怪我を追ってしまった場合には、すぐに病院へ向かいましょう。
弁護士へ相談・依頼
交通事故による怪我・被害のために、治療が開始された段階で弁護士に相談することをオススメします。
弁護士に相談するタイミングを迷っているのであれば、できるだけ早く相談しておくことに越したことはありません。
万が一、保険会社との示談交渉が始まってしまうと取り返しのつかない判断をしてしまっている場合があります。
こうした不都合を割けるためにも、以下でご紹介している弁護士事務所に早い段階で相談しておきましょう。
症状固定(後遺障害)の認定
一般的に「医学上一般に承認された治療方法をもってしてもその効果が期待し得ない状態で、かつ、残存する症状が自然的経過によって到達すると認められる最終の状態に達したとき」の状態をいいます。
つまり、何らかの事故によって後遺症が残ってしまうことを「症状固定」と言います。
症状固定と認定されると、後遺症の等級に応じて請求できる慰謝料も大幅にアップします。
症状固定と認定される前の段階で、保険会社が示談交渉を進めようとすることもあるので注意しましょう。
加害者と示談交渉を開始
交通事故の示談交渉を弁護士事務所に依頼している場合であれば、これ以降は受任した弁護士が代行していきます。
一度でも示談交渉が成立すると、それ以降はいかなる理由があっても示談内容を取り消す・修正することはできません。
保険会社に慰謝料を低く見積もられないために、示談交渉の後に後悔しないためにも、交通事故の示談交渉に強い弁護士事務所に依頼しましょう。
示談成立もしくは交通事故裁判
交通事故の場合には示談成立がほとんどとなっており、示談が成立すると示談書の内容に従って示談金が支払われます。
ただし、示談不成立となった場合には、交通事故裁判などに発展していく場合もあります。
続いては、弁護士を選ぶ際のポイントについて解説していきます。
弁護士の選び方(交通事故)
こちらのページでは、日本全国にある数多くの弁護士事務所の中から 交通事故の示談交渉に強い弁護士事務所をご紹介しています。
弁護士や弁護士事務所によっても、得意分野・専門分野はそれぞれ異なっていることがほとんどです。
自宅の付近だからといった安易な理由で弁護士事務所を選んでしまうと、最悪の場合には示談内容に納得できない結果となってしまいます。
交通事故の相談を専門的に扱っている
弁護士は法律の専門家ではありますが、法律の範囲は非常に広いため すべての分野において最高のパフォーマンスを発揮できる弁護士はいないと言えます。
また、実力のある弁護士には必ず得意分野・専門分野があります。
ですから、交通事故の示談交渉を依頼する際には、交通事故の示談交渉の専門家を見つけることが非常に大切です。
こうした手間を掛けることで、最終的に満足の行く示談内容を手に入れることができるのです。
専門用語を分かりやすく教えてもらえるか?
交通事故の示談交渉においては、「症状固定」や「逸失利益」といった難しい専門用語に関する知識が必要になります。
交通事故を専門的に扱っている弁護士の方であれば、こうした難解な専門用語であっても分かりやすく簡単に説明してくれるはずです。
交通事故を解決した実績
交通事故の案件を解決した実績が豊富かどうかも弁護士が有能かどうかの判断基準となります。
交通事故で怪我や後遺症を負ってしまった場合には、法律の知識だけでなく医学知識や「症状固定」と認定される上でのポイントなども熟知している必要があります。
こうした専門知識は長年携わり続けているからこそ、身についてくる知識だといえます。
交通事故の解決策が豊富か?
交通事故の示談交渉がまとまらなかった場合には、交通事故裁判に発展することもあります。
つまり、交通事故においては解決手段が示談交渉だけではなく他にも様々な方法があるということです。
あなたの状況や怪我・後遺症の具合によって、最善な解決策を提示してもらえる方がより良いですよね。
弁護士費用の料金体系が明確
弁護士費用は基本的に「着手金」と「報酬金」で構成されています。
交通事故の賠償額であると1億円を超えることもありますから、こういったケースでは弁護士費用も相当な金額になってきます。
他にも、裁判所へ出向く際の日当・示談交渉に必要な諸経費など、必要な費用はいくつかあります。
こうした費用をまとめて、交通事故の示談交渉には いくら掛かるのか明確に提示してくれる弁護士事務所を選びましょう。
弁護士事務所の選び方についてお伝えしてきましたが、以下では当サイトで非常にオススメしている弁護士事務所を3つご紹介していきます。
交通事故の相談にオススメ!
弁護士ランキングBEST3
東京ステラ法律事務所
比較ポイント | 評価 |
---|---|
総合評価 | |
交渉力 | |
対応エリア | 全国対応 |
相談のしやすさ | 相談は無料 電話相談:月~金 午前9時~午後6時 メール相談:24時間受付 |
1番オススメな理由!
- 保険会社の手の内を熟知した弁護士にサポートしてもらえる
- 他の弁護士事務所よりも多くの慰謝料請求を期待できる
東京ステラ法律事務所なら保険会社を熟知した弁護士にサポートしてもらえますから、他の弁護士事務所よりも良い結果を確実に得られます。
代表の天野仁 弁護士は、保険会社から頻繁に依頼を受ける事務所に所属していたため保険会社と強いつながりがあります。
交通事故の慰謝料を可能な限り上げるためには、支払い元である保険会社の手の内を把握しておく必要があります。
この点において、東京ステラ法律事務所は他の弁護士事務所と比較して抜群の優位性があります。
天音法律事務所
比較ポイント | 評価 |
---|---|
総合評価 | |
交渉力 | |
対応エリア | 全国対応 |
相談のしやすさ | 相談は無料 電話相談:24時間受付 メール相談:24時間受付 |
弁護士法人 天音法律事務所では担当事務制というものを採用しています。
あなたの交通事故相談・依頼から問題の解決まで、一貫してあなた専用の事務員が付けられます。
最初から最後まで同じ事務員に担当してもらうことで、情報共有が圧倒的に楽になります。
また交通事故で精神的に弱ってしまった場合には、メンタルサポートもしてもらえます。
東京ステラ法律事務所の「保険会社との太いパイプ」といった優位性はありませんが、親身にサポートしてもらうことができます。
交通事故の無料相談は全国対応しており、24時間365日いつでも相談することができます。
弁護士法人FLAT
比較ポイント | 評価 |
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総合評価 | |
交渉力 | |
対応エリア | 全国対応 |
相談のしやすさ | 相談は無料 電話相談:24時間受付 メール相談:24時間受付 |
弁護士法人FLATには裁判経験が豊富な弁護士が数多く在籍しています。
交通事故の被害を示談で終わらせずに、交通事故裁判まで検討されているのであれば非常にオススメです。
また、女性弁護士も2名在籍されている珍しい弁護士事務所ですから、女性・同性に相談したいと考えている方にも人気があります。
弁護士に相談するタイミング
交通事故で被害に遭ったら、弁護士事務所に相談すべきなのはお分かりいただけたかと思います。
続いて、弁護士事務所に交通事故について相談するタイミングについてお伝えしていきます。
交通事故が発生した直後
交通事故が発生した直後であれば、弁護士としても状況・流れを把握しやすいというメリットがあります。
相談する時期は早ければ早いほど良いですが、怪我を追ってしまっている場合には怪我の治療を優先しましょう。
まずは依頼するのではなく、ランキングでご紹介している弁護士事務所で無料相談するところから始めましょう。
加害者との示談交渉している間
弁護士は交通事故・示談交渉のプロです。示談交渉が始まるときにこそ、弁護士に相談しましょう。
通常は保険会社から担当者が送られてくるので、この段階で交通事故を専門的に扱っている弁護士に相談しておくとベストです。
調停・交通事故裁判まで発展した時点
交通事故の示談交渉が不成立となってしまった場合には、交通事故裁判になることもあります。
弁護士に頼らずにあなた自身で問題解決しようとするのは自由ですが、相当な時間とお金をかけることになります。
また、交通事故裁判や朝廷となると弁護士がいないと圧倒的に不利になってしまいます。
不本意な結果で終わらせないためにも、遅くとも調停・裁判が始まる前までには弁護士に依頼するようにしましょう。
交通事故の被害が出たら早急に弁護士事務所に相談!
ここまでは弁護士に相談するタイミングについてお話してきましたが、基本的に相談は早ければ早いほど良いです!
- もう少し早く相談しておけば、慰謝料や賠償金が全く違った。。。
- 怪我が想定以上に悪化して被害が大きくなってしまった。。。
- 保険会社と既に示談が成立してしまった。。。
以上のような後悔の声が非常に多く挙がっています。
たとえ弁護士が介入したとしても、保険会社と示談が成立してしまった場合には示談内容を変えることは一切できません。
交通事故による肉体的・精神的被害を最小限に抑えるためにも、できるだけ早い段階で弁護士事務所に相談するようにしましょう。
交通事故を相談するメリット7選
慰謝料・賠償金を増額できる!
弁護士に示談交渉を依頼することで、弁護士基準の慰謝料・賠償金(最も高額)を請求できます。
慰謝料には3つの基準がありますが、保険会社は金額の低い「自賠責基準」「任意保険基準」で示談を進めようとしてきます。
このため、弁護士に依頼することで、より高い慰謝料・賠償金を手に入れることができます。差額が300万円以上になることもよくあります。
保険会社との示談交渉を有利に進められる!
人身事故に対する保険会社からの示談金は非常に少ない傾向にあります。そのため、法律の知識・裁判所での判例を駆使して慎重に示談交渉を進めていく必要があります。
こうした理由から、弁護士費用がかかったとしても弁護士に適正な慰謝料を請求してもらうことで、低く見積もられた慰謝料分で弁護士費用をカバーできてしまいます。
後遺障害等級を獲得しやすくなる!
弁護士のサポートしてもらえれば、適正な後遺障害等級の取得・損害賠償金の請求ができます。
後遺障害等級の認定は賠償金を決定するにあたって非常に重要なポイントとなります。
弁護士は担当医の意見や診断書を確認するだけでなく、聞き取り調査もした上で適正価格を算出してくれます。
交通事故の過失割合を是正できる!
発生した交通事故に対する責任(不注意、過失)の割合のこと
この割合によっても、適正な慰謝料・賠償金の金額が変わってきます。
加害者側の保険会社から過失割合を提示されることがありますが、正しく算定されているかチェックしてもらえます。
その上で、交通事故における損害賠償請求の深い知識・理解を得て、適正な過失割合を加害者側へ提示できます。
面倒な事務作業は弁護士に任せられる!
示談交渉だけでなく、場合によっては交通事故裁判・調停に発展することもあります。
弁護士に依頼していれば、これらの活動にかかる面倒な事務作業を全て代行してもらえます。
怪我・後遺症があれば動くことでさえ負担のはずですから、弁護士に任せて治療に専念しましょう。
また、示談交渉や裁判にかかる時間を節約できるだけでなく、請求漏れを確実に防ぐことにもなります。
圧倒的な安心感を得られる!
交通事故に関する専門知識・ノウハウを持つ弁護士と一緒に示談交渉に臨むことで、圧倒的な安心感を得られます。
あなた一人で交渉を進めていくとなると肉体的な負担はもちろんのこと、精神的なストレスもかかってきます。
弁護士費用まとめ(交通事故)
弁護士費用は非常に高額なイメージが有るために、なかなか相談しにくいと感じられているかもしれません。
しかし、交通事故の相談をする段階では無料でカウンセリングしてもらうこともできますから、まずは気軽に相談してみましょう。
- 相談料
- 着手金
- 報酬金(経済的利益)
交通事故に関しては、無料で相談してもらえる弁護士事務所がほとんどです。ですから、着手金と報酬金が明確に提示されている弁護士事務所を選べば安心です。
また、成果報酬制で慰謝料増額分の10%から20%をプラスで支払うといったシステムなどが弁護士事務所毎に用意されています。
弁護士費用の料金体験は事務所によって異なるので、相談する際にチェックしておきましょう。
相談料の相場
弁護士に相談をする際に支払う費用です。
最近では相談の段階では、無料で対応してもらえる弁護士事務所が増えてきています。
以前であれば、1時間あたり1万円の相談料を支払うこともありましたから、とても相談しやすくなっってきているといえます。
着手金の相場
弁護士へ依頼をした段階で支払う費用になります。
相場は10万円から20万円ほどになっていますが、弁護士事務所によっては無料に設定されているところもあります。
その分、報酬金が高めに設定されていることもありますから、弁護士費用はトータル費用で比較しましょう。
報酬金(経済的利益)の相場
依頼内容が完了した段階で支払う費用です。
こちらも固定金額で設定している弁護士事務所もあれば、成果によって報酬金額が変わる制度(成果報酬制)を採用しているところもあります。
弁護士費用特約を使えば弁護士費用が無料に?
任意保険に付随して加入する特約のことで、交通事故に遭った被害者が、加害者側に対して損害賠償請求を行うときなどに生じる弁護士費用や、法律相談をするときの費用面での不安を解消するために、弁護士費用を保険会社が負担するというもの
具体的には、以下のような金銭的サポートを受けられます。
<弁護士費用特約によるサポート>
弁護士費用(相談料・着手金・報酬金)を300万円まで補償
つまり交通事故の被害者であれば、弁護士にほぼ無料!0円で依頼することができるのです!
保険内容によっては家族も補償対象となっていることもありますから、まずは弁護士費用特約が適用かどうか確認してみましょう。
記事執筆の際に参考にした外部リンク一覧
警視庁 / 金融庁(賃金業法・利息制限法) / 国税庁 / 国民保険法 / クリーンハンドの原則 / 裁判所(自己破産・民事再生・個人再生) / 日本賃金業協会(JFSA) / 法テラス(日本司法支援センター) / 日本弁護士連合会(弁護士費用特約)